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名古屋の結納の常識
名古屋の結納
結納とは、古くより伝わる新郎側から新婦側への正式なプロポーズ。新郎側が新婦の実家へ今日まで育てあげられたねぎらいの意味を込めて結納品を持参します。かつて名古屋では、家同士の結びつきが重んじられ、結納品の他に新婦の家族(両親、祖父母、兄弟)へおみやげを持参するという習慣もありました。しかし本人同士の意思が尊重されるようになった現在では、結納は簡略化しています。仲人を立ててきちんと結納を行う人は全体の2割程度。また、新郎側が新婦の実家へ行くことなく、ホテルや結婚式場を利用して両家の顔合わせを兼ねた食事会を行うケースも増えているようです。
 
結納の9品目とは?

もともとは結納とは、両家が食をともにする際の酒肴の意味。以前は結婚が決まったら当たり前のように行われていましたが、現在は簡略化され、勝男節、家内喜多留を除いた7品目と、さらに寿留女と子生婦を除いた5品目で行われることが多いようです。

<長熨斗(ながのし)>
干しアワビを伸ばしたもので、長く伸びた姿から不老長寿の意味が込められている。

<目録(もくろく)>
結納品の品目と数をを記した一覧が入っている。

<金宝包(きんぽうづつみ)>
結納金を包んだもの。

<勝男節(かつおぶし)>
長期保存が可能なことから、強い男性を象徴している。

<寿留女(するめ)>
長持ちするするめのように、いつまでも幸せに家に留る女性を象徴している。

<子生婦(こんぶ)>
「よろこぶ」にかけ、子孫繁栄の意味が込められている。

<友白髪(ともしらが)>
白い麻糸を使用。白髪になるまで添い遂げたいという意味が込められている。

<末広(すえひろ)>
白い扇子を二本対にしたもの。「末広がりに幸せになるように」という思いが込められている。

<家内喜多留(やなぎたる)>
柳の樽に入ったお酒。「家内に喜びが多く溜まるように」という願いが込められている。

 
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